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  3:雨ザーザーでブルーに 
◆◇アルファチャンネルについて学ぼう!◇◆

アルファチャンネル……フォトショップの中でもちょっと理解しにくい機能です。
でも一度使えるようになるとフォトショップで出来る画像加工の幅がグーンと広がりますよ!
2006年07月03日 更新

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加工前・加工後

加工前加工前

加工前

■使用素材

素材辞典・イメージブック4 71 スポーツ・躍動編」

加工後加工後

加工後

今回のフォトショップ講座・第3回では「アルファチャンネル」「塗りつぶし」のテクニックを使って画像を加工してみます。

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予習

「アルファチャンネル」とは何でしょう?画像加工の前にちょっと予習しちゃいましょう。アルファチャンネルとはズバリ! 「作成した選択範囲を保存するツール」のことです。

フォトショップのアルファチャンネルとはアルファチャンネルは選択範囲を保存するツール

左の図の黒い紙を見てみましょう。これがアルファチャンネルです。実際のアルファチャンネルは黒、白、グレーで描かれていますが、こんな風に白い部分が切り抜いてあると考えると分かりやすいです。

アルファチャンネルに描いた画像は「選択範囲」として選択できます。この選択範囲で画像を切り抜いたり出来るんです。

また、こんな風にも考えられます。 エアブラシを使ったことがある方は理解しやすいと思いますが、アルファチャンネルは、一種の「マスキング」としても使えます。

左の絵を見てください。上からスプレーやブラシで塗りつぶすと、切り抜かれた所のみに色がつきますね。

エアブラシのマスキングはカッターなどで切りますから、切り抜いた輪郭ははっきりしています。でもアルファチャンネルではグレーの部分を使って、輪郭をぼかしたように描くことが出来るんです。便利ですね!

さらに詳しく知りたい方へ

もっと詳しく知りたい方は

フォトショップ道場17日目フォトショップ道場17日目「アルファチャンネルって何?」をご覧下さい。

作り方

チャンネルパレットチャンネルパレット

チャンネルパレットを見てください。ここにアルファチャンネルを作ります。

アルファチャンネルを作るアルファチャンネルを作る

右下にある赤い四角形の部分をクリックしてください。

アルファチャンネルは真っ黒アルファチャンネルは真っ黒

アルファチャンネルができました。画像はこんな感じで、真っ黒なはずです。

「ノイズを加える」のウィンドウ「ノイズを加える」のウィンドウ

【フィルタ→ノイズ→ノイズを加える】を選択してください。このようなウィンドウが開きます。

「量」を好きな数値にして下さい。 数値を大きくするほど、雨の粒が大きくなります。数値は画像の解像度によりますので、何度かやってみて調節してください。

雨の粒を小さくしすぎると選択範囲として選択できなくなりますので気をつけてくださいね。

「分布方法」「ガウス分布」を選び、OKをクリックします。

アルファチャンネルの画像アルファチャンネルの画像

画面上もざらざらとした白の点々が表示されましたね。

「ぼかし(移動)」のウィンドウ「ぼかし(移動)」のウィンドウ

【フィルタ→ぼかし→ぼかし(移動)】を選択します。このようなウィンドウが開きます。

ここの「角度」、「距離」を好きな数値にして下さい。 この角度は雨の降る角度です。横殴りの雨、しとしと降る雨などお好きな雨の角度にして下さい。

この距離は雨の降る強さになります。お好きな雰囲気の雨の強さにして下さい。

アルファチャンネルのウィンドウアルファチャンネルのウィンドウ

こんな風に黒バックに白の雨が降りましたか?

新規レイヤーを作成する新規レイヤーを作成する

レイヤーパレットを見てみましょう。右下の赤い四角形の部分をクリックして新しいレイヤーを作ります。

新しくできたレイヤーをダブルクリックすると、自由に名前を変更できます。「雨」という名前にしました。

描画色を白色にする描画色を白色にする

「ツールパレット」を見てください。「描画色」を白色にします。これが雨の色になります。

選択範囲で「アルファチャンネル1」を選ぶ選択範囲で「アルファチャンネル1」を選ぶ

【選択範囲→選択範囲を読み込む】を選択してください。左のようなウィンドウが開きます。 チャンネルパレットで作っておいたアルファチャンネル1を選びます。

選択範囲が読み込まれた選択範囲が読み込まれた

すると画面の方はこのような感じになります。雨の強さを弱くした場合、この点々の線が、ほとんど見えないかもしれません。

この選択範囲の点々の線は見かけだけのものです。 でもちゃんと選択範囲を読み込んでいますから、大丈夫!

「警告」が出たら、選択範囲が小さすぎるということ「警告」が出たら、選択範囲が小さすぎるということ

もし選択範囲が小さすぎるとこの警告文が表示されます。アルファチャンネルの雨が細かすぎるのです。「ノイズを加える」というところで雨の元になる「ノイズ」の大きさをもう少し大きめにしてみて下さいね。

「塗りつぶし」のウィンドウ「塗りつぶし」のウィンドウ

【編集→塗りつぶし】を選択してください。すると左のようなウィンドウが開きます。

使用「描画色」を選んでください。そしてOKをクリックすると……。

雨が描かれた雨が描かれた

なんと、あっという間に雨が描けましたよ!

「色相・彩度」のウィンドウ「色相・彩度」のウィンドウ

画面が雨の日にしてはちょっと明るすぎるようです。全体的に暗くしてみましょう。

【イメージ→色調補正→色相・彩度】を選び、彩度と明度を下げます。

加工後加工後

完成!

雨の日はちょっと気分が沈んでしまうけど、ファイト!ファイト!

応用作品

加工前加工前

加工前

■使用素材

素材辞典・イメージブック5 99 東南アジア-タイ・カンボジア・ベトナム編」

加工後加工後

加工後

周りをぼかす方法については第1回講座「セピア調でクラシックに」をご覧下さい。

上のような晴れた日もあっという間にどしゃ降りの天候になります。また写真の周りを黒くぼかしてみました。まるで雰囲気が違ってしまいますね。

加工前・加工後

加工前加工前

加工前

■使用素材

素材辞典・イメージブック4 71 スポーツ・躍動編」

加工後加工後

加工後

拡大画像を見る

一応注意書きなど

フォトショップは多彩な機能が搭載されているソフトです。この方法は唯一のやり方ではありません。具体例としていくつか加工法をご紹介しますが、他のもっと良いやり方があるかもしれません。あなただけのやりやすい加工法を見つけるためにもいろんなやり方にトライしてみてくださいね。

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幻想画廊」 (c) Maria Garcia, 2002-2008

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