加工前
加工前
加工後
加工後
レイヤーはセル画のような構造になっている
レイヤーとはなんでしょうか?
レイヤーはセル画のようなものと考えると理解しやすいです。 例えばこの絵を見てください。
これは「HAPPYの文字」「コーヒー」、「ケーキ」、「背景」の4枚のセル画から成っていると考えられます。
それぞれの絵がバラバラに別のレイヤーにあると、一枚のレイヤーの画像を移動したり、加工しても他のレイヤーに影響することはありません。
コーヒーだけを別の場所に移動したり、ケーキのみの色を変えたりなどが楽に出来る訳ですね。これは便利!
元画像。夜の浅草寺で撮影
「心霊写真っぽい写真」を撮ります。「心霊写真っぽい写真」とは
(1)夜に撮影した写真
(2)フラッシュで撮った、素人っぽい写真
(3)観光地などで何気なく撮った感じの写真(ピースなんかして、楽しそうだとなお良い)
です。これは浅草寺で夜に撮影しました。
一番最後にやっても構わないのですが、目に黒線入れてみました。この黒線が入っただけで心霊写真っぽさが2割り増しくらいになります。
男性の顔
幽霊役の方の写真を用意します(ごめんなさいね)。
■使用素材
「素材辞典・イメージブック3 43 老人・福祉編」
顔のみを切り抜く
簡単でかまいませんので、背景を切り抜いてください。
「切り抜き」についてはフォトショップ道場18日目「いろんな切り抜きの方法」をご覧ください。
顔をコピーペースト
切り抜いた顔写真をコピーして元の画像にペーストします。こんな感じかな。
この顔写真のレイヤーは元画像とは別のレイヤーにあります。
顔をモノクロにする
【イメージ→色調補正→彩度を下げる】を選択すると顔がモノクロになります。
顔の「明るさ」を上げる
【イメージ→色調補正→明るさ・コントラスト】を選択すると左のようなウィンドウが開きますので、この明るさを極端に上げて、白っぽい顔にします。
顔が白っぽくなった
こんな感じに白っぽくなりましたか?
顔の形をゆがませる
【編集→変形→自由な形に】を選ぶと四角形が男性の周りに現れます(これをバウンディングボックスといいます)。
この四角形の四隅をひっぱって、好きな形に変形させることができます。形が決まったら、四角の中をダブルクリックすれば、確定します。
なんとなくなんですが、心霊写真の場合顔が横長の幽霊より、縦長の方が多い気がします。根拠はありません。
顔をぼかす
【フィルター→ぼかし→ぼかし(ガウス)】を選ぶと左のようなウィンドウが開きます。これで、適当に男性をぼかします。
描画モードを「ハードライト」に変えた
レイヤーパレットを見てください。この描画モードを「ハードライト」に変えます。
男性が透けているようになりました。描画モードは画像によって効果が違ってきますから、いろんなモードを試してくださいね。
「描画モード」についてはフォトショップ道場19日目「描画モードって何?」をご覧ください。
完成!
ちょっとくっきりしすぎているのでレイヤーの不透明度の数値を下げて調節しました。また「消しゴムツール」を使って、男性の画像をところどころ、ぼかして消していきましょう。
完成です! モニター上で見るので、幽霊をはっきりさせましたが、プリントアウトする場合は、「よーく見ると、なんか顔が見える」という程度のほうが、それっぽいですよ。
加工前
またこんな応用作品はいかがでしょうか?
何気ないスナップ写真に、切り抜いた手を添えてみます。手の画像は極端にぼかしてある方がリアルです。また肘と腰の間から覗く顔を合成しても不気味です。
心霊写真にありがちな赤い丸印を加えてみましょう。
加工後
加工後
加工前
加工前
加工後
加工後
フォトショップは多彩な機能が搭載されているソフトです。この方法は唯一のやり方ではありません。具体例としていくつか加工法をご紹介しますが、他のもっと良いやり方があるかもしれません。あなただけのやりやすい加工法を見つけるためにもいろんなやり方にトライしてみてくださいね。
「幻想画廊」 (c) Maria Garcia, 2002-2008