調整レイヤーとは「色調補正のためのレイヤー」です。
色調補正を何度も繰り返すと、画質が劣化します。調整レイヤーの利点は、元画像を全く変えることなく色調の補正をできるところです。ヒストリーで前に戻ってやり直すという方法もありますが、調整レイヤーを使えば後でいくらでも色調を変更できますし、元の画像を壊すこともありません。
では実際にやってみましょう。【レイヤー→新規調整レイヤー】を選択してください。「レベル補正」「トーンカーブ」「カラーバランス」「明るさ・コントラスト」などの種類を作ることができます。

上の画像は「色相・彩度」を選択した場合に現れるウィンドウです。これを例にとってご説明します。OKをクリックすると、下の画像のようなウィンドウが新たに開きます。

ここで色相・彩度のスライダを左右に動かしてみましょう。画像の色合いが変わりましたね。OKをクリックした後、レイヤーパレットを見てください。元画像の上に「色相・彩度1」と書かれたレイヤーが現れました。このレイヤーの表示を非表示にしてみると、色合いが変わっていた画像も、元画像は全く変化がありません。
この「色相・彩度」レイヤーはダブルクリックすると何度でも色調補正することができます。何度やり直しても元画像に変化はありません。
調整レイヤーはいくつも重ねて作ることもできます。例えば「色相・彩度」レイヤーの上に「トーンカーブ」レイヤーを作ってさらに調整ということもできるんですね。これは便利!
合成作品を作る上では、元画像を壊さないことが重要。「失敗した!」と思っても、調整レイヤーを削除したり、変更するだけで良いのです。ぜひ調整レイヤーを利用してみてください。
「幻想画廊」 (c) Maria Garcia, 2002-2008