加工前
風景写真を撮影したときに、画像が斜めになっていることはよくあります。これを正しい位置に直してみましょう。今回は、ものさしツールなどを使って手早く修正します。
加工後
こちらは修正+加工後の画像です。
ものさしツールはスポイトツールの下にある
「ガイド・グリッドを表示して【編集→変形→回転】」という方法はすでに、9日目の道場「ガイドとグリッドを使いましょう」でご紹介しましたね。今回はものさしツールを使ってみましょう。
ものさしツールはスポイトツールの部分にあります。これを選択します。
赤い矢印のようにものさしツールをドラッグする
ものさしツールを水平にしたいものに沿ってドラッグします。
この画像で言うと、鳥居の横の柱に沿ってドラッグします。
すると左の画像のような線が引かれます。
カンバスの回転→角度入力を選ぶ
【イメージ→カンバスの回転→角度入力】を選びます。
角度は自動的に入力されている
するとこのようなウィンドウが開きます。角度には傾きの度数が入力されていますので、そのままOKをクリック。
好きな位置で選択ツール、または切り抜きツールでトリミングする
するとこのように画像が自動的に回転します。背景が黒くなっていますが、これは分かりやすいように背景色に黒を選んでいるからです。
お好きな位置でトリミングして切り抜きます。切り抜きツールか選択ツールで画像範囲を選択したあと、【イメージ→切り抜き】で切り抜きます。
さらに変形させてガイドに合わせる
さて、本当ならここで完成なのですが、ついでにゆがみの補正方法もやってしまいましょう。
鳥居は上の方がすぼまっている台形をしているのですが、練習代わりにこれを真四角に加工してみます。
左の画像のようにガイドを引いて(ガイドの使用方法は9日目の道場「ガイドとグリッドを使いましょう」参照)、【編集→変形→自由な形に】でガイドにそって変形すればOK。
加工後の画像
完成です。この方法はビルなどの建物のゆがみを修正するのに役立ちますよ。
加工前
ただし、この回転と変形、あまりにガイドにぴったりで安定した画像に修正してしまうと「作品の味」が消えてしまうこともあります。
斜めになっていたり、ゆがんでいたり、遠近が極端についていることで、画像に面白みが出ていることもあるからです。
加工後
この作品例では分かりやすいようにきっちりと修正+加工してみましたが、作品の個性を消さないことも大切ですので、修正のさじ加減を考えながらやってみてくださいね。
フォトショップは多彩な機能が搭載されているソフトです。この方法は唯一のやり方ではありません。具体例としていくつか加工法をご紹介しますが、他のもっと良いやり方があるかもしれません。あなただけのやりやすい加工法を見つけるためにもいろんなやり方にトライしてみてくださいね。
「幻想画廊」 (c) Maria Garcia, 2002-2008