Bibliomania-ビブリオマニア(愛書狂)とは何か-

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「ビブリオマニア」とは「本」を意味する「ビブロス」と「マニア」の造語です。ビブロスはアジアの西、フェニキア(現レバノン)の都市。フェニキア文字はアルファベットの起源となった世界最古の文字です。ギリシア人がエジプトのパピルスを輸入したときに、この地を経由したため本(または聖書)の語源になりました。

 ビブリオマニアは珍しい本(希少本)を集める人を指すことが多いですが、通常は2種類に分けられます。1つは本を所有せずにはおれないコレクタータイプ。もう1つは活字を読まずにはおれないリーディングタイプ。

 コレクター型ビブリオマニアにとって本は大切な大切な宝物。本を置くために家を改築したり、家を抵当に入れて本を買う人もいます。彼らの家に遊びに行くと蔵書の片隅にかろうじて寝られるだけのスペースしかないことに驚きます。うっかり本を踏みつけたりしたら絶交されかねません。

 リーディング型ビブリオマニアにとって読むことは息をすることと同じ。本を読んでいない時にはチラシの文字だって読むし、身動きできない満員電車の中では吊り広告に目を走らせます。中には字さえ読めればと図書館で借りたり、本を買ってもページを切り取ったり、線を引いたりしてコレクター型ビブリオマニアを恐怖のどん底に陥れます。

 この2種類ははっきり分かれている訳ではなく複合型のビブリオマニアもいます。私は完全にリーディング型。本棚1つ分しか所有していません。

 子どもの頃、父にねだって小学館の日本百科全書を買ってもらいました。これは小学館が総力をかけて作ったもので、現在もスーパーニッポニカのデータベースとして使われている優れた辞典です。当時まだCD-ROMの百科事典はなく、どっしりとした本の形でした。

 これを全部読みました。ええ、全26巻、見出し項目約13万項目、総索引語約50万項目、全部読みましたとも! 

 しかし「百科事典全部読み」はビブリオマニア界ではそれほど珍しい話ではありません。オタキングの岡田斗司夫も高校生の頃に達成していますし、ライブドアの堀江社長だってやってます。それに荒俣宏は「読む」んじゃなくて博物図鑑全巻を「書いて」いますから。

 何度も言ってますが本を読むのは高尚なことではありません。私も含めビブリオマニアというのは一種の病気。危険人物です。そんな変人でも好きになってくれる奇特な男子がいたら、本なんかそっちのけで大切にしなくちゃいけませんよ!←と自分にいいきかせておきます。 【続きを読む

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2005年 1月 26日(水)

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