【タロット】占いはお好きですか? タロットカードの起源

例えばタロットはゲームのために創られたことが明白であるはずなのに、いまだに占いのために発明されたといったまちがいが半ば公然とまかりとおっています。

(『遊びとジョークの本』松田 道弘 より)

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黙って座ればぴたりと当たる?

あなたは何か水に深い縁がありますね

以前ある占い師さんのエッセイで読んだのですが、占いをしていて困ったときにはこの台詞を言えばなんとかなるそうです。

それはたいていの人は何らかの形で「水」にかかわっているからです。例えば、「昔、水泳部だった」「家の近くに川(海)がある」「兄弟が消防士だ」……などなど誰だってよく考えれば、何か一つくらい水に関係するものがあるはず。

それに占い師の上得意さんは水商売の方だそうなので「当たっている!」と驚く方も多いのでしょう。もちろんこれは困ったときのなんとやらで、どうしても上手く占い結果が出てこないときにのみ使うワザだとか。

占い師さんに「あなたは水に……」と言われたときはご用心。

タロットカードの起源は?

今回のギャラリーは占いの中でも、「タロットカード」をテーマにしました。腕の良い占い師の目には、こんな風にカードが生き生きと動き出すのが見えるのかもしれませんね。

タロットカードは78枚のカードから成ります。大アルカナといわれる22枚のカードと、小アルカナという56枚のカードに分類されています。大アルカナには、「太陽」「魔術師」「皇帝」「正義」など、様々な絵柄が描かれています。小アルカナはトランプのカード似ています。これらのカードを使って、占うわけです。

タロットカードについて、起源や由来など調べてみたんですが、これが意外にたいへんでした。というのも、タロット占いについては分からないことが非常に多いのです。

現在信じられている起源をご紹介すると、「ヨーロッパ起源説」「ロマ民族起源説」「エジプト起源説」。ちょっと驚いた説に「中国起源説」なんてのもあります。西洋風の絵柄なので、東洋起源というのは思いつきませんでした。

ゲームから生まれたタロット

有名なマジック研究家松田道弘は「ゲームカード起源説」を主張しています。まずゲームとしてのトランプが生まれ、その中でも強い「切り札カード」を集めたものがタロットではないかという説です。

タロットの22枚の大アルカナにはIからXXIまでのローマ数字がつけられているのですが、これがカードの強弱など順位を表しているということです。トランプと小アルカナとの類似性を見ても、とても興味深い説です。

松田氏は「占いというのは生活の道具を利用することから始まる。身近にあったゲームカードを占いに使用し始めたのではないか」と言っています。その例として、「コーヒーはコーヒー占いをするために発明されたのではない」と挙げていますが、なるほどそうかも。

ネット上のタロット占い

最近ではインターネット上にもたくさんのタロット占いサイトがありますね。古めかしいタロットの世界と、最先端のネット占いは合わないって? でも物理的にカードを混ぜるよりも、コンピュータで完全にランダムで混ぜられるネット占いの方がかえって正しい結果が出るのかしれませんよ。

「えー、占いなんか非科学的だよ」という声も聞こえてまいりますが、いいじゃないですか。女性というものは昔から占い好きと言われているんですから(占い嫌いの女性、ごめんなさい)。

占う内容ですか? そりゃあもちろん恋占いに決まってるじゃないですか。そして今日も私は「どうぞ『太陽』カードや『恋人』のカードがでますように!」と祈りながらボタンをクリックするのです。

この幻想画廊にもタロット占いができるコーナーがありますからぜひお試しあれ。

参考文献

『遊びとジョークの本』松田 道弘

遊び心を知っている素敵なおじさま松田道弘さん。小学生のころからのファンです。マジシャンとしても、マジック研究家としても著名な松田氏が、古今東西のゲーム、マジック、ジョークなどをウイットに富んだエッセイで紹介しています。

このブログは2001年07月23日開設のサイト「幻想画廊」を2019年にWordpressで移築したものです。この記事は16年前の、2003年02月18日(火)に書かれました。文章の内容を変えずにそのまま転載してあります。リンク切れなど不備もありますが、どうぞご了承くださいませ。

元サイト「幻想画廊」はこちらです。

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