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元画像を用意します。
「長方形選択ツール」を使って、正方形の選択範囲を作ります。オプションバーで「ぼかし」の数値を1pxにしました。
「縦横比を固定」で縦を1、高さを1にすると正方形を選択できます(シフトキーを押しながらドラッグしても正方形が描けます) 。この正方形がシャボン玉の大きさになります。
選択した範囲をコピーし、元の画像とは別に新規に画像を作ります(コマンドキー+n)。
新規画像は自動的に、コピーの画像と同じ大きさになりますので、そのままOKし、ペーストして下さい。 左のように正方形の画像になりました。
【フィルタ→変形→極座標】を選びます。 左のようなウィンドウが開きますので、「極座標を直交座標に」を選んだ後、OKをクリックします。
左のような画像ができましたね。
【編集→変形→180°回転】を選ぶと画像がひっくり返り、左のようになりました。
再び【フィルタ→変形→極座標】を選びます。 左のようなウィンドウが開きますので、今度は「直交座標を極座標に」を選んだあと、OKをクリックします。
おおー! 球体ができました。
「楕円選択ツール」を選び、オプションバーで「ぼかし」を1pxにします。
「縦横比を固定」で縦を1、高さを1にすると正円を選択できます(シフトキーを押しながらドラッグしても正円が描けます)。だいたいシャボン玉と同じ大きさにして、コピーします。
コピーしたシャボン玉を元の画像にペーストします。 シャボン玉は好きな位置に移動させてください。
今の状態をレイヤーパレットで見るとこんな感じです。 元画像の上にシャボン玉のレイヤーが重なっていますね。
このシャボン玉の中央を消します。
シャボン玉のレイヤーにマスクを作って非表示にするか、「消しゴムツール」で少しずつ消していきます。
いきなり100%の不透明度でやらずに、低い不透明度で少しずつ消していってください。 下の景色が透けて見えてきました。お好きなところで消すのをやめます。
最後にシャボン玉のレイヤーに【フィルタ→ぼかし→ぼかし(ガウス)】をかけます。 この数値は画像の解像度によりますので、何度かやってみて、調整してください。
これでシャボン玉が自然な感じになじみました。 ファンシーな写真の完成です!
応用作品
赤ちゃんの写真、ペットの写真などモチーフがはっきりしている写真にも向いています。 ここでは犬の写真に使ってみました。
注意書き
フォトショップは多彩な機能が搭載されているソフトです。この方法は唯一のやり方ではありません。具体例としていくつか加工法をご紹介しますが、他のもっと良いやり方があるかもしれません。あなただけのやりやすい加工法を見つけるためにもいろんなやり方にトライしてみてくださいね。
このブログは2001年07月23日開設のサイト「幻想画廊」を2019年にWordpressで移築したものです。この記事は17年前の、2006年07月02日に書かれました。文章の内容を変えずにそのまま転載してあります。リンク切れなど不備もありますが、どうぞご了承くださいませ。