まずは元になる画像を用意しましょう。ウマの写真を元に、ユニコーンの画像を作ります。
これは「白馬の画像」と「鳥のくちばしの画像」を合成して作ったニセユニコーンです。
合成の方法についてはこれまでも何回か解説しているのでもう大丈夫ですね。画像を統合しておきましょう。
【イメージ→モード→グレースケール】で画像をグレースケールに変換します。するとモノクロ画像になりましたね。
【イメージ→モード→モノクロ2階調】を選ぶと左のようなウィンドウが開きましたね。
入力の数値が72pixel→inchの場合、出力の数値を300pixel→inchにします。だいたい出力は入力の4倍ぐらいの数値にしてください。
種類は「ハーフトーンスクリーン」を選び、OKをクリック。
すると左のようなウィンドウが開きます。
線数は20line/inch
角度は45度
網点形状は円を選びOKをクリック。
数値は画像によって変わってきますので、何度か試してみて適度な数値を入れてください。
網点の画像がどーんと変換されましたね。左の画像はその網点画像の一部です。
でもこれでは大きすぎて何が何やら。そこで元の大きさになるように【イメージ→画像解像度】で適度な大きさに変換してください。
画像解像度を変換したのが左の画像。おお! なんだか新聞の写真っぽい感じになったではありませんか。
はっきり見えない感じでまたリアルさ倍増。
土台となる新聞記事を作りましょう。
一番良いのは実際の新聞記事を切り抜いて、スキャナで読込み、それを下敷きにして同じように文字ツールで文字を打っていく方法です。
新聞っぽいように背景の色をグレーにしてみました。写真を入れる部分を空けておきます。
文字のフォント(明朝体・ゴシック体)に注意しながら、なるべく大きさ、行間などを合わせましょう。
新聞の切り抜きっぽくするために、黄土色のブラシで周りを薄く塗ります。
ぐっとリアルになりましたね。
先ほど作っておいた写真画像をコピー&ペーストではりつけます。
完成です。リアルな新聞記事ができましたか?
注意書き
フォトショップは多彩な機能が搭載されているソフトです。この方法は唯一のやり方ではありません。具体例としていくつか加工法をご紹介しますが、他のもっと良いやり方があるかもしれません。あなただけのやりやすい加工法を見つけるためにもいろんなやり方にトライしてみてくださいね。
このブログは2001年07月23日開設のサイト「幻想画廊」を2019年にWordpressで移築したものです。この記事は15年前の、2006年07月22日に書かれました。文章の内容を変えずにそのまま転載してあります。リンク切れなど不備もありますが、どうぞご了承くださいませ。