(初級)フォトショップ道場04──モニタの色と印刷の色

パソコンで作品を作っている方は色の問題に頭を悩ませたことがあるはずです。他のモニタで見てみたり印刷してみると、思っていた色とまるで違っていたことはありませんか? 今回の講座では「カラー」について学びましょう。

重要な2種類のモード「RGB」と「CMYK」

とくに次の2種類のモードを覚えておいてください。

【RGBモード】モニタの色はR(レッド、赤)、G(グリーン、緑)、B(ブルー、青)の光の3原色RGBによって色を表現しています。それぞれが256段階の色を表現できるので、256×256×256で1667万7216色を作ることができます。


【CMYKモード】C(シアン、藍色)、M(マゼンダ、紅色)Y(イエロー、黄色)、K(ブラック、黒色)で色を表現するモードです。印刷の場合、この4色のインクを使って色を作ることになります。RGBで制作した画像も印刷する時にはCMYKに変更します。

モニタの色と印刷の色を完全に同じにするのは不可能

RGBカラーに比べて、CMYKは表現できる色が限られます。このためモニタで見る色と印刷して見る色は色の違いが出てしまうんです。カラーチャートなどを使ってモニタの色をなるべく印刷した色に近づけるしかありませんが、「まったく同じ色」にするのは不可能です。

またネット上の作品の場合。コンピュータのOS、モニタ、ブラウザの種類などによって、見え方は様々。 極論を言えば、もしどうしても思ったような画質や色調で見てもらいたいというのなら、全ての人に

「OSとブラウザはこれを使って、このメーカーのモニタを買ってください。それからガンマ値はこれで、カラーチャートで正確に色を調整してください。モニタに全くホコリがついていない状態でどうぞ」

とお願いしなければなりません。色についてはある程度妥協が必要なのかもしれません。

その他のカラーモードについて

他のカラーモードについても一応ご説明しておきますが、頭に入れておく程度で大丈夫ですよ。

【モノクロ2階調】昨日学んだピクセルを思い出してください。このモードの画像は「白のピクセル」と「黒のピクセル」の2種類だけで画像が作られています。


【グレースケール】白から黒までを256階調に分けて画像を表現します。


【ダブルトーン】グレースケールの256階調に加え、さらに3つ色のインクを追加したモードです。1色だけで表現できない繊細なグレースケールの画像を美しく印刷することができます。

【インデックスカラー】最高256色の決まったカラーで表現されるモードです。容量が軽いのでWebのGIF画像などに使われます。

【Labカラー】彩度・明度の(L軸)、緑→赤の(a軸)、青→黄(b軸)の3つの組み合わせによって表現されるモードです。

【マルチチャンネル】各チャンネルを256階調のグレースケールで表したものです。

注意書き

フォトショップは多彩な機能が搭載されているソフトです。この方法は唯一のやり方ではありません。具体例としていくつか加工法をご紹介しますが、他のもっと良いやり方があるかもしれません。あなただけのやりやすい加工法を見つけるためにもいろんなやり方にトライしてみてくださいね。

このブログは2001年07月23日開設のサイト「幻想画廊」を2019年にWordpressで移築したものです。この記事は13年前の、2006年06月04日に書かれました。文章の内容を変えずにそのまま転載してあります。リンク切れなど不備もありますが、どうぞご了承くださいませ。

元サイト「幻想画廊」はこちらです。

トップへ戻る