画像加工におけるゴミってなんでしょう? これはレンズやスキャナの読みとり台、またはカメラのレンズについたホコリ・傷のことで、画面上では小さなゴミのように見えるためそう呼ばれます。今回は画像のゴミ取りについて。
ゴミを取り除くには?
左の画像の矢印の部分を御覧ください。白い点々が背景に写っていますね。これがゴミ。空中に漂うホコリに光が反射してそう見える場合もあり、どうしても画面に映りこんでしまうものなのです。
美しい合成画像を作るためには、これらのゴミを取り除かねばなりません。その時活躍するのが「スタンプツール」。
まずは画像をルーペで拡大してゴミを探しましょう。
ゴミの近くの色をAltキー(オプションキー)を押しながら選択すると同じ色が記録(サンプリング)されますので、その色でゴミを塗りつぶすのです。
スタンプツールはブラシの大きさや不透明度を調節できます。同じ色で自然に塗りつぶせるようにいろいろ試してみましょう。
いきなり100%の不透明度で塗りつぶすとゴミの部分が目立ってしまいますのでお気をつけて。非常に面倒な作業ですが、地道にコツコツゴミを消していきましょう。場所によってはエアブラシツール、ブラシツールなどを使っても構いません。
注意書き
フォトショップは多彩な機能が搭載されているソフトです。この方法は唯一のやり方ではありません。具体例としていくつか加工法をご紹介しますが、他のもっと良いやり方があるかもしれません。あなただけのやりやすい加工法を見つけるためにもいろんなやり方にトライしてみてくださいね。
このブログは2001年07月23日開設のサイト「幻想画廊」を2019年にWordpressで移築したものです。この記事は17年前の、2006年06月10日に書かれました。文章の内容を変えずにそのまま転載してあります。リンク切れなど不備もありますが、どうぞご了承くださいませ。