作り方
ミステリーサークルって知ってますか? ミステリーサークルとは、広大な畑の中に突然出現する不思議なの幾何学模様のことです。クロップサークルとも言います。
最初はこの畑に合うミステリーサークルの幾何学模様を描きます。
どんな模様でもいいのですが、今回は分かりやすいように、シェイプツールを使います。シェイプツールのうち、カスタムシェイプツールを選びます。
パレットの中から、お好きな幾何学模様を選んで下さい。今回は左の画像の模様にしました。
カラーに黒色を選んで、適当な位置に模様を描きます。
カスタムシェイプツールはドラッグすると図形が描けますよ。
この図形を、畑に合うように【編集→パスを変形→自由な形に】によって変形させます。決まったらダブルクリックして確定させます。
背いったん背景を非表示にします。
ここでチャンネルパレットを表示させます。このうちどのチャンネルでも構いませんから、ドラッグして複製を作ります。
今回はブルーのチャンネルを矢印の部分へドラッグしてコピーしました。
複製の「ブルーのコピー」を【イメージ→色調補正→階調の反転】を選んで反転させます。これがマスクになります。
畑の画像のレイヤーの複製を作ります。そのレイヤーをさきほど作ったマスクで切り抜きます(非表示にするだけでも結構です)。
このやり方はフォトショップ道場17日目「アルファチャンネルって何?」で学びましたね。
「元画像の畑の画像のレイヤー」を表示させておきます。
この後は「切り抜いた畑の画像のレイヤー」で作業をします。【イメージ→色調補正→色相彩度】を選びます。
できれば元画像を直接補正するのではなく【レイヤー→新規調整レイヤー→レベル補正】で変更できるようにしておきましょう。
調整レイヤーについてはフォトショップ道場14日目「調整レイヤーって何?」で学びましたね。
プレビュー画面を見ながら、彩度と明度のスライダを画像のように右側に動かします。
すると左の画像のように「切り抜いた畑の画像のレイヤー」の色調が明るくなって浮き出てきました。トーンカーブについてはフォトショップ道場13日目「色調補正(レベル補正とトーンカーブ)」で学びましたね。
「切り抜いた畑の画像のレイヤー」で【レイヤー→レイヤースタイル→ベベルとエンボス】を選ぶと画像のようなウィンドウが開きます。
「スタイル」を「ベベル(外側)」にして、「方向」は「下へ」にします。
「深さ」「サイズ」は画像の解像度によりますので、プレビューを見ながらお好きな数値に調節します。
左の画像のように図形がへこんで見えたらOK!
ミステリーサークルの完成です!
応用作品
この図形ですが、モノクロの画像でしたら何でも使えます。例えば、左のブタちゃんの画像を使ってミステリーサークルを作ってみましょう。手順は上に書いたとおりです。
こんな風にブタ型ミステリーサークルもできますよ☆
いろんな図形で遊んでみて下さいね☆
注意書き
フォトショップは多彩な機能が搭載されているソフトです。この方法は唯一のやり方ではありません。具体例としていくつか加工法をご紹介しますが、他のもっと良いやり方があるかもしれません。あなただけのやりやすい加工法を見つけるためにもいろんなやり方にトライしてみてくださいね。
このブログは2001年07月23日開設のサイト「幻想画廊」を2019年にWordpressで移築したものです。この記事は17年前の、2006年06月28日に書かれました。文章の内容を変えずにそのまま転載してあります。リンク切れなど不備もありますが、どうぞご了承くださいませ。