こんにちわ撲滅委員会
こんにちわ撲滅委員会(2002年08月〜2009年01月)
こんにちわ撲滅委員会は「幻想画廊」の掲示板から生まれたサイトです。読者のみなさんのやりとりで「こんにちはVSこんにちわ」論争が勃発。じゃあシャレでサイトでも作りますか──的なノリで立ち上げました。6年間で会員数1000人に膨れ上がり、何度か雑誌にも取り上げられて話題になりました。
こんにちわ撲滅委員会(略して「こん撲」)は、幻想画廊の掲示板において「こんにちは」と「こんにちわ」どちらが正しいのか論争になったことから、面白そうなのでサイトにしてしまってはどうかとひらめいて作ったサイトです。掲示板においては「こんにちは」派が圧倒的多数だったため「こんにちわ撲滅委員会」というタイトルにしました。
「こんにち○」問題について丁寧に検証
おふざけサイトとは言え、「こんにち○を検証する」というページでは辞書や書籍、ネットの関連サイトを丁寧に読み込んで、あらゆる角度から「こんにち○」問題について考えてみました。日本語について調べる絶好の機会ともなり、私自身とても勉強になりました。
次々と舞い込む、新規会員への応募
メールフォームで会員募集をよびかけたところ、あれよあれよと言う間に1000人の会員が集まりました。いただいたメールはどれも「こんにちわ」と書いてくる人に対しての怒り、困惑、狼狽の言葉がつづられており、これほどたくさんの方が「こんにちわ」に対して憤っていたのかと驚きました。会員からいただいたご意見はすべてコピー&ペーストの形でサイトに掲載いたしました。
メディアの取材でドッキリ体験
そして開設から3年も経つと、今は亡き『ぴあ』や『Yahoo!インターネットガイド』など数々の雑誌から取材を受けるようになりました。一時期は「幻想画廊」の取材よりも多かったほどです。
そして2005年の04月に事件は起こりました。
大学時代の友人の結婚式に出席したところ、元同級生の一人に「ねえ、雑誌に出てたことあるよね?」と言われたのです。彼はたまたま雑誌の顔写真つき取材記事を見ていたらしくもう少しでサイトばれするところでした。あぶないあぶない。
この顛末はこちらの記事に書きました。

2009年01月30日をもって新規会員募集を終了
そんなこんにちわ撲滅委員会も、2009年01月19日に開設当初の目標だった会員1000名を達成し、新規の会員募集を01月30日をもって終了しました。その後も会員希望のメールをたくさんいただきました。長らくのご愛顧ありがとうございました。
「こんにち○を検証する」ページを画像でどうぞ
最後に「こんにち○を検証する」ページを画像で掲載しておきます。ご興味のある方は以下ぜひご覧くださいませ。
小難しいことをくどくどと言っております。でも本当は一番良いたかったのはこちら。
賢明なる読者の方はお気づきだろうが、この会の会員は、「『こんにちわ』は間違いではないか」と言いたいのだが相手に正面切って問うことができない、言いかえれば非常に繊細で小心、心配性な人々である。
ほとんどの会員は「こんにちわ」派の人々を吊しあげ、魔女狩りのように火あぶりにしたいとは考えていない。遠回しに上手く言う方法はないだろうかと日々悶々と悩み続けているだけなのだ。当委員会はそんな人々の心の支えになってほしいと思っている。「『こんにちわ』撲滅委員会」は武闘派の集団ではないのでそこのところをよろしく願いたい。
現在「『こんにちわ』撲滅委員会」では会員募集中である。ご賛同いただけた同志の方はぜひ入会されたし!
小心者、心配性な「こんにちは」派の人々に幸あれ!【マリア・ガルシア&五十嵐麻理】