(初級)フォトショップ道場24──髪型を変えてみましょう

新しい髪型にした後、周りの人に「前の髪型の方が良かった」なんて言われたことはありませんか? そんなこと言ったって、切った髪を伸ばせるわけじゃなし。失敗をしないように、事前にフォトショップで髪型を変えてみましょう。


「素材辞典・イメージブック2 31 人物・女性編」
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作り方

まずは髪型探しから。

似た角度の写真を見つけましょう。右向き、左向きは【編集→変形→水平方向に反転】で変更できますので大丈夫。

しかし光の方向は必ず合っていなければなりません。元画像が左から光が当たっているのであれば、髪型の画像も左から光が当たっている必要があります。

これから髪の毛の部分のみを切り抜いていきます。


【ウィンドウ→チャンネル】を表示させてください。モードが「RGBカラー」になっている場合は、RGB、レッド、グリーン、ブルーの4つのチャンネルが表示されているはずです。

RGBカラーについてはフォトショップ道場4日目の「モニタの色と印刷の色」で学びましたね。

このうちの「ブルー」のチャンネルの複製を作ります(チャンネルパレットの右側の三角形ボタンをクリックすると、「チャンネルの複製」があります)。

「ブルー」のチャンネルを直接加工するのではなく、必ず複製を作って下さい。


ちなみになぜ「ブルー」かというと、この画像の場合、髪の毛が最も黒く表示されるからです。

髪の色によって黒く表示されるチャンネルは変わりますので、画像に合わせて選んでください。

この「ブルー」のチャンネルの複製の名称を分かりやすいように「髪の毛のマスク」と呼ぶことにします。

「髪の毛のマスク」で【イメージ→色調補正→階調の反転】を選びます。左のような画像になりましたか?


この輪郭線から少し内側を白色で塗りつぶします。ブラシで大まかに塗ればOK。


【イメージ→色調補正→レベル補正】を選びます。左のようなウィンドウが開きます。

レベル補正についてはフォトショップ道場13日目の「色調補正(レベル補正とトーンカーブ)」で学びましたね。

右下の「白のスポイト」を選択して、髪の毛のグレーになった部分を吸い取ります。

プレビューにチェックを入れていると、髪の毛のグレーの部分が白くなるはずです。


左の画像のように、細かい髪の毛が白く抜けたらOKをクリックします。


いったん、「RGBチャンネル」を表示させて、左の画像のように顔から首にかけての選択範囲を作ります。

この場合はパスで選択範囲を作りましたが、なげなわツールなどを用いても構いません。

額からこめかみ、肩の部分の皮膚は残しておきましょう。これは自然な合成を行うためです。


この選択範囲で先ほど作った「髪の毛のマスク」を黒く塗りつぶします。

すると左の画像のように髪の毛だけが白く抜けましたね。マスクはこれで完成。


この「髪の毛のマスク」で選択範囲を読み込んで、髪の部分を切り抜きます。

選択範囲の読み込み方はフォトショップ道場17日目の「アルファチャンネルって何?」で学びましたね。

切り抜かなくても、アルファチャンネルで非表示にするだけでも結構ですよ。このレイヤーを「かつらのレイヤー」と呼びます。


元の人物の画像を表示させて、「かつらのレイヤー」を上手く顔の形に合うように【編集→変形】で変形させます。

この状態で、あまりにも肌色が違っている場合には【イメージ→色調補正→色相・彩度】で元の人物画像に合わせておきます。


「かつらのレイヤー」のマスクを作ります(アルファチャンネルで非表示にしている方はそのままそのマスクを使用して下さい)。

「かつらのレイヤー」を選んだ状態で、レイヤーパレットの赤い□のボタンをクリックするとマスクが作られます。

このマスクを選んだ状態で、黒色を選択してブラシツールで塗っていくと、髪の境目が消えてゆきますね。

ブラシの不透明度、大きさなど使いやすいものに変更して丁寧に境目を消しましょう。


元の人物の画像の髪がはみ出てしまっているところを修正します。

新規レイヤーを作成して、スタンプツールで近くの肌色をサンプリングして塗ってゆきます。

スタンプツールについてはフォトショップ道場10日目の「画像のゴミとり」で学びましたね。



完成です。自然に髪型が変わりましたか?

応用作品

おまけで髪の毛の色を変えてみました。「かつらのレイヤー」の色調を【イメージ→色調補正→色相・彩度】で変更するだけなので簡単ですよ。

フォトショップを使えばどんな髪型でも自由自在。あくまで個人的な使用に限りますが(フォトショップ道場5日目の「著作権は大丈夫?」参照のこと)、自分の写真と雑誌などヘアカタログの写真の髪型を組み合わせてみて、イメージチェンジの参考にしてみてはいかがでしょうか?

注意書き

フォトショップは多彩な機能が搭載されているソフトです。この方法は唯一のやり方ではありません。具体例としていくつか加工法をご紹介しますが、他のもっと良いやり方があるかもしれません。あなただけのやりやすい加工法を見つけるためにもいろんなやり方にトライしてみてくださいね。

このブログは2001年07月23日開設のサイト「幻想画廊」を2019年にWordpressで移築したものです。この記事は13年前の、2006年06月24日に書かれました。文章の内容を変えずにそのまま転載してあります。リンク切れなど不備もありますが、どうぞご了承くださいませ。

元サイト「幻想画廊」はこちらです。

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この記事を書いた人
マリア・ガルシア

当サイトの作品のモデル・画像加工者・執筆者。Web・雑誌・カタログなどのデザインの仕事をしています。趣味・特技は英語、速読、ダンス、ブラックジャックを10秒で描けることです。

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ちなみに18年後のマリア・ガルシアこと五十嵐麻理は、こんなブログ↓を書いています。

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