不思議小説・幻想物語 【黒蜥蜴(くろとかげ)】『黒蜥蜴』江戸川乱歩 悪の女王の美学
今にもそれが、肩から頚、頚から顎、そして彼女の真っ赤なヌメヌメとした唇までも、這いあがって行きそうに見えながら、いつまでも同じ腕にうごめいている。真にせまった一匹のトカゲの入墨であった 。(『黒蜥蜴』江戸川乱歩 より)
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