ミニ小説です。

【バレンタイン】図書室の君とバレンタイン(ミニ小説・フィクション)
ある意味で、どうやら自分の人生を再び生きているように見える。あたかもビデオテープのようにそれを再生(リプレイ)しているみたいに。(『リプレイ』ケン・グリムウッド より)

【Under the Sea】じいちゃんと麻理の海(ミニ小説・フィクション)
我は海の子白波の 騒ぐ磯辺の松原に 煙たなびくとまやこそ 我が懐かしき住み家なれ♪。(『我は海の子』文部省唱歌 より)

【サンバ】サクラ・サクラ・サンバ(ミニ小説・フィクション)
願はくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ(西行 辞世の句 より)

【クリスマス】聖夜の教会で起こったハッピークリスマス(ミニ小説・フィクション)
So this is X'mas And what have you done Another year over And a new one just begun And so this is X'mas I hope you have fun The near and the dear one The old and the young 今日はクリスマス これまでどうだった? 一年が終わって 新しい年が始まった そう、今日はクリスマス! みんな楽しいといいね 身近な人も親しい人も お年寄りも若い人も(『Happy X'mas (War Is Over)』ジョン・レノン より)

【恋】図書館の恋(ミニ小説・フィクション)
ぼくはきみに近づくことも、手を貸すこともできないが、今後はきみのことを考える。たぶん、きみの夢もみるでしょう。(『ゲイルズバーグの春を愛す』ジャック・フィニイ より)

【着物】着物に魅せられた女(ミニ小説・フィクション)
着物は愛する男はんに見てもらうために着るんです。(『玉緒の「着物」の喜び』中村玉緒 より)

【サイドショウ】シャム双生児の姉妹へインタビュー(ミニ小説・フィクション)
さてもさても、みなさまのなかにまた今度、次の機会と考えてらっしゃる方がいるとすれば、それはちと了見が違います。何しろ時代が変わりました。後を継ぐ者はいない。ですからこれを逃せば生涯見ることができません。見せ物とはどんなものであったのか、いついつまでのお話の種、後々までの参考にどうぞ見ていって下さい。(『贈る物語 Wonder』瀬名秀明 より)

【巨大娘】突如街に現れた身長80mの巨大娘!(ミニ小説・フィクション)
「巨人(Ge'ant)」ということばはgigansからきていて、これは「ガイア(Ge')」 すなわち大地から、そしてそこだけーから生まれたものという意味です(『身長の神話 巨人伝説から遺伝子操作まで』カトリーヌ・モンディエ=コル ミシェル・コル より)