ミリオン出版の『WEBありばば』というサイトの「伴田良輔 眼の楽園」というコーナで管理人マリア・ガルシア(五十嵐麻理)が作家の伴田良輔先生と対談いたしました。老舗の名店・銀座キャンドルにて。
伴田良輔の眼の楽園vol.3 マリア・ガルシア
対談は06月26日に行われました。当サイトがきっかけで声をかけていただいた、作家の伴田良輔先生がインタビュアーです。博識な先生とのお話があまりに楽しくて、時間を忘れてしゃべりすぎてしまい、後で赤面しつつのたうち回ったり。
絶品の味に感激!
銀座キャンドルの名物・チキンバスケットやコロコロまん丸のハンバーグ、プリプリの生ガキ、焼きたてのアップルパイアラモード……美味しすぎて涙出てくる!
気さくなキャンドルのご主人
店内に飾られた有名スター、芸能人のサインにも圧倒。美味しい料理と温かい雰囲気の店内を満喫しました。ミリオン出版様、伴田先生、キャンドルさん、ありがとうございました。(2007年06月26日)【麻理】
対談(※転載させていただきました)
ゲスト/マリア・ガルシア

2007年7月に自身のHPが900万アクセスを達成したんですよね。

「幻想画廊」「デジタルコスプレイヤー・マリア」は3年前に終了しているんですが、今でも観ていただいているようで嬉しいです。新しいシリーズとして「日本珍スポット100景」を、2006年から開始しました。すべてあわせると900万アクセスです。


「幻想画廊」が開始2年で最初に100万アクセスになった時は、どうでした?


自分でもびっくりしました。自分の好きなものをコツコツ作ってアップしていただけですから。

本についてのこだわりもかなりですね。小さい頃から本が好きだったんですか。

小学校のころから図書館に収蔵されている本を片っ端から全部読んだりしていました。へんな子供だったでしょうね。家では百科事典の全頁読破をしてみたり。


そうしてビブリオマニアに成長した.。でも本にとどまらず、写真を撮ったり、旅に出たり、全国でオフ会をやったり、とてもアクティブですね。

旅は大好きなんです。大学時代に2回、日本を一周しました。




感動しました。買う側だけでなく、作る側の人たちが、本当に人形を愛して大事に大事に扱っているんだなあと。

へえ。

結婚することになって、人形をオリエント工業に引き取ってもらう方も多い。それを「里帰り」っていうんだそうです。

いい言葉だね。

人形としてじゃなくて、女性として愛してるんですね。お話を聞いているうちにもらい泣きしちゃいましたよ。

もらい泣きねえ……。

大切な部分は実際の女性の何倍もいいようにと、精魂込めて作ってあるんだそうです。私、購入する人の気持ちになって指を入れさせてもらってきました(笑)。

ハハハ。

女性が人形に負けちゃうんじゃないかって思いますよね。

幻想画廊は今後どうして行くのですか?

幻想画廊をはじめたのはもう7年前で、シリーズが終了してから3年たっています。自分の技術的にもかなり進歩しているので、あのときにやったことをふまえて、今度は今の技術で新しいコラージュをやってみようと思っています。

自分を被写体にするのは変わらないんでしょう?

はい。モデルさんを雇えないので(笑)。

セルフポートレートとかいう古い呼び名を変えちゃうようなものを作ってほしいですね。自分で写真も撮って、自分を作り込んで、っていうと、自意識が過剰にこちらに迫ってきて、つらい場合があるんですけど、マリアさんの作品は、何かちがうんです。見る側に窓が開かれているというか。それでいて、ちょっと怖いところもある。

ありがとうございます。

作者を癒すための写真じゃなくて、見る者を癒してくれるような、強さのある写真なんですね。「日本珍スポット100景」でやってる、ちんこ祭りとかのレポートも、いやはや面白いですよね。女性があれをやるのは画期的。


ああいうテーマのものを書くのは男の人ばかりなので、もっと女が書いてもいいのではないかと。私自身、結構楽しんでます。

今日の眼鏡姿、サイトに出ている似顔絵にそっくりですね。「幻想画廊」の中のマリアさんの神秘的な姿と、精力的に珍スポットめぐりをする眼鏡の五十嵐麻理さんのギャップも、また見ものですね。
2007年07月 東京銀座 「キャンドル」にて
追記:2014年12月
創業1950年、文豪の三島由紀夫・川端康成、数々の映画俳優・映画女優に愛された銀座キャンドルは、2014年11月に閉店しました。大変残念です。素晴らしい思い出をありがとうございました。
このブログは2001年07月23日開設のサイト「幻想画廊」を2019年にWordpressで移築したものです。この記事は16年前の、2007年08月20日に書かれました。文章の内容を変えずにそのまま転載してあります。リンク切れなど不備もありますが、どうぞご了承くださいませ。