面白いものを集めたい。面白いことをもっと知りたい ーその欲求が僕たちを突き動かしてきた
(『と学会年鑑2002』山本弘 より)
私ならこう描く、宇宙人の姿
みなさん、UFOって見たことあります? 私ないんですよ。残念ながら。
UFOの特集番組見るたびに思うんですが、なんで宇宙人の目撃者って絵がとんでもなく下手なんでしょうか? 「これが目撃者の描いた宇宙人です!」って言われても、幼稚園児が描いたような絵じゃあよく分からないんですよね。もし私が目撃者になったら、Photoshopを駆使して超リアルな宇宙人を描くのになあ。
UFO用語、どのくらいご存じですか?
UFOについて書いてみようと思ったのですが、これが意外に難しい。というのもUFOについてのトピックが多すぎるから。それにこのサイトの読者の方がどのくらいUFOについて知っているのかが分からないからです。
エリア51、キャトル ・ミューティレーション、メン・イン・ブラック、ユングの天使説、アダムスキー、ロズウェル事件、ミステリーサークル、チャネリング、MJ-12──このようなUFO用語をどのくらい説明したらいいの? またはまったく説明の必要はないの? と悩んでしまうんですね。
私のUFOに対する立場
そもそも私のUFOに対する立場というのは
(1)この広い宇宙で知的生命体が地球人だけというのは寂しすぎるから、いてほしい。【宇宙人肯定派】
(2)SFを娯楽として楽しんでいるので、現実がどうかということはひとまずおいておきたい。【SFファン】
(3)宇宙人の存在を否定する科学者に、ビリーバー(宇宙人の存在を信じている人)をこてんぱんに論破できる人間がいないことを情けなく思っている。【元理系】
(4)トンデモ本コレクターとして、極端に走るビリーバーをウォッチするのが楽しい。【と学会支持者】
の4つの立場をゆらゆらと揺れているので、非常にUFOについて書きにくいんですよ。このコラムは1500字以内で書いているので、説明不足になりそうで。
でもあえていえば、私は「(4)と学会支持者」の立場が一番好きですね。私はあるコレクターの方から、中学生の時にゆずってもらった学研『ムー』を創刊号から持っているのが自慢です。『ムー』にはなるべく科学的であろうとするコラムもかなり怪しげなコラムも両方載っていて、読んでいて楽しいんですよね。
最近のビリーバーの傾向
最近のビリーバーのトレンドとしては、「友好的宇宙人説」をとる人が多いようです。以前は「宇宙人は地球を侵略しようとしている」「家畜を切り刻み、地球人を誘拐して実験している」という「地球侵略説」の人が多かったのです。しかし最近のUFO団体の多く(ビリー・マイヤー派、アダムスキー派、ラエリアン・ムーブメント、ヘブンズ・ゲートなど)は平和的な宇宙人を信じています。
ユニークすぎる宇宙人たち
でも宇宙人を信じるあまりに極端に走ってしまう人がいるんですよね。「トンデモ本」といわれるビリーバーが書いた本には、スゴイ宇宙人がたくさん出てくるんですよ。
例えば、人間にクッキーをくれる宇宙人(なんで?)、一般人をストーキングする宇宙人(もっと重要人物を狙ってください)、耳から出てくる宇宙人(ただの虫では?)、明日の天気をテレパシーで教えてくれる宇宙人(それは幻聴です)──
ビリーバーの中には思いっきりつっこみをいれてしまいそうな、ユニークな人がたくさんいます。だからこの業界、目が離せません。
宇宙人さんにお願い
とかなんとか書いているうちに、紙面が尽きてしまいました。もっと面白いビリーバーのみなさんを紹介したかったのに! すみません。でも最後に言いたい。
「どうか宇宙人さん、公式に地球を訪問したりしないで! 私はビリーバーウォッチをまだまだ続けたいから!」
参考文献
『と学会年鑑 2002』山本 弘
『と学会』を知らない方は、この年鑑を読んでみてください。山本弘会長と、個性溢れると学会会員のトンデモ本コレクションを眺めているうちに、あなたもトンデモのとりこになるはず。このと学会、もう10年活動してるそうです。10年たっても尽きないトンデモの世界は深い!
UFO Artwork.com (English) (※リンク切れ)
古今東西の絵画に描かれた、UFOを紹介…って、いくらなんでも、そりゃUFOじゃないよとつっこめる。
このブログは2001年07月23日開設のサイト「幻想画廊」を2019年にWordpressで移築したものです。この記事は20年前の、2003年04月15日(火)に書かれました。文章の内容を変えずにそのまま転載してあります。リンク切れなど不備もありますが、どうぞご了承くださいませ。