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裸の女性の画像をお好きな方法で切り抜きます。
切り抜きの方法については、フォトショップ道場18日目「いろんな切り抜きの方法」で学びましたね。
切り抜いた女性の画像を、階段の画像にペーストします。お好きな大きさにして、位置を移動してください。
(1)女性のレイヤーの複製を作り、【イメージ→色調補正→彩度を下げる】を実行します。
(2)【イメージ→色調補正→トーンカーブ】で、コントラストをくっきりさせます。
(3)透明の部分を白で塗りつぶします。
(4)【フィルタ→ぼかし→ぼかし(ガウス)】を選んでぼかします。
このレイヤーをコピーして新規画像を作り、ペースとします。
この新規画像を「置き換え」という名称でPhotoshop形式で保存します。これがフィルタの「置き換え」の元になります。
階段の画像に戻ります。階段のレイヤーがアクティブな状態で、【フィルタ→変形→置き換え】を選びます。
赤い□の部分に同じ数値を入れます。この数値は使用する画像によって変わるので、いろいろやって試してみましょう。とりあえず30%にしました。
これでOKにすると、下のようなウィンドウが出ます。先ほど作っておいた「置き換え」というファイルを選択して、「開く」をクリックします。
背景が人物の形にゆがんだ!
階段の画像が、左の画像のように、女性の体の形に上手くゆがみましたか?
このゆがみの大きさはさきほどの、水平比率・垂直比率の%の数値によりますので、納得がいくまで数値を入れ替えて試してみましょう。
元の女性のレイヤー(カラーのもの)を「裸体レイヤー」とします。この「裸体レイヤー」の複製を作ります。
複製のレイヤーの描画モードをオーバーレイにします。すると女性の体の向こう側の景色の色調が、少し変化しましたね。
このオーバーレイのレイヤーを「透明化レイヤー」とします。
「裸体レイヤー」を「透明化レイヤー」の上に重ねます。この女性のレイヤーをレイヤーマスクを使って、下の方から少しずつ消しましょう。
グラデーションツールを使うと上手く消せますよ。
「裸体」のレイヤーの上に、新規レイヤーを作ります。ここに、白のエアブラシで、腕やおしりの部分の光っているところを描きます。低い透明度で、少しずつ塗るのがコツです。この白で描いたレイヤーを「光沢」とします。
この「光沢」の描画モードをオーバーレイにします。すると、女性の裸体が自然な感じで光りましたね。
最後に【フィルタ→描画→逆光】を選んで、肩のあたりを光らせました。
完成です。
注意書き
フォトショップは多彩な機能が搭載されているソフトです。この方法は唯一のやり方ではありません。具体例としていくつか加工法をご紹介しますが、他のもっと良いやり方があるかもしれません。あなただけのやりやすい加工法を見つけるためにもいろんなやり方にトライしてみてくださいね。
このブログは2001年07月23日開設のサイト「幻想画廊」を2019年にWordpressで移築したものです。この記事は17年前の、2006年07月17日に書かれました。文章の内容を変えずにそのまま転載してあります。リンク切れなど不備もありますが、どうぞご了承くださいませ。