【1】消しゴム系ツールで消す
「消しゴムツール」「背景消しゴムツール」「マジック消しゴムツール」で直接不要な部分を削除していく方法です。
「消しゴムツール」は、11日目の道場「消しゴムツールを使ってみよう」で学びましたね。「背景消しゴムツール」はドラッグした場所を削除するツール、「マジック消しゴムツール」は、クリックした位置の色を選んで削除するツールです。
(長所)オプション項目の色の範囲を設定することで、詳細な切り抜きもできる。直感的に使い方が理解しやすい。
(短所)元画像を直接削除してしまうので後で修正できない。「背景消しゴムツール」や「マジック消しゴムツール」は自動的に削除するので意図した部分以外も消えてしまうことがある。また背景が単調でない場合、「背景消しゴムツール」「マジック消しゴムツール」では上手く切り抜けない。
【2】選択範囲系ツールで消す
この図は自動選択ツールで背景を選択したところ
「自動選択ツール」「マグネット選択ツール」などを使って選択範囲を作成しておいて、元画像からデリートキーで削除する方法です。
この項目はすでに12日目の道場「選択範囲を使いこなそう」で学びましたから、割愛します。
【3】アルファチャンネルを使う
17日目の道場「アルファチャンネルって何?」で学んだ、アルファチャンネルで選択範囲を作成して、マスク画像で切り抜く方法です。
実際にアルファチャンネルで呼び出した選択範囲で切り抜いてもよいですし、マスクで非表示にするだけでもOKです。
アルファチャンネルで切り抜く方法はフォトショップ講座1「4 : アリバイ写真でトリッキーに」を見てみてください。
(長所)美しいマスクを作れば、細かく自然な切り抜きができる。グラデーションの切り抜きにも対応している。
(短所)やや概念が理解しづらい。自動的に切り抜くツールに比べると、マスクを作るのが面倒。
【4】パスを使う
「マグネット選択ツール」もこの中に入りますが、ベジェ曲線で選択範囲を作成して切り抜く方法です。
パスとは、例えばイラストレーターなどベクトル方式のソフトで使われる描画方法です。8日目の「ビットマップとベクトルの違い」でフォトショップでも一部パスを使って描写できることを学びましたね。
パスを作った後、選択範囲を作成して切り抜いた入り、マスクを作ったりします。
(長所)滑らかな曲線の切り抜きに向く。画像を正確に切り抜くことができる。パス選択ツールで後からでも自由に選択範囲を変更することができる。
(短所)ベジェ曲線に慣れるまでが大変。動物の毛など境界線がふさふさしたような画像を切り抜くのには向かない。
【5】フィルタの「抽出」で切り抜く
動物の毛、人物の髪の毛などの複雑で詳細な切り抜きをする場合に活躍するツールです。自動的に背景との差を感知して切り抜いてくれます。
【フィルタ→抽出】を選ぶと上のようなウィンドウが表示されます。ブラシサイズや色を選び、マーカーツールで輪郭をなぞります。ぐるりと囲んだら塗りつぶしツールで中心部を塗り、プレビューしてみましょう。きれいに切り抜けていたらOKをクリック。消しゴムツールでマーカーを修正することもできます。
(長所)境界線がふさふさしている画像(動物・髪の毛など)の切り抜きに向く。ブラシの数値を指定することも可能。マーカーでなぞるだけで良いので簡単。
(短所)フォトショップのバージョンによっては対応していない。単調な背景でないと上手く切り抜けない。自動で切り抜くので手作業での修正が必要な場合もある。
この他にも自分のやりやすい方法をみつけよう
いかがでしたか? 例として5パターン挙げてみましたが、自分がやりやすい方法を見つけ出すためにも、上の5例だけでなくいろんな切り抜きの方法を試してみましょう!
注意書き
フォトショップは多彩な機能が搭載されているソフトです。この方法は唯一のやり方ではありません。具体例としていくつか加工法をご紹介しますが、他のもっと良いやり方があるかもしれません。あなただけのやりやすい加工法を見つけるためにもいろんなやり方にトライしてみてくださいね。
このブログは2001年07月23日開設のサイト「幻想画廊」を2019年にWordpressで移築したものです。この記事は17年前の、2006年06月18日に書かれました。文章の内容を変えずにそのまま転載してあります。リンク切れなど不備もありますが、どうぞご了承くださいませ。