(中級)フォトショップ講座24──金属加工でファンタジー!(照明効果)

幻想画廊ギャラリーの作品でもよく使う手軽なアクセサリーの画像加工です。照明効果フィルタの使い方を学びましょう。

素材辞典・イメージブック2 31 人物・女性編」
「Incredible Image Pak 65,000」

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黄金のアクセサリーが輝く、中世のお姫様を作ってみましょう。

フリーのイラスト素材集から、アクセサリーっぽいイラストを探します。『Incredible Image Pak 65,000』というイラスト素材集から左のようなイラストを見つけました。

もちろん絵心のある方は鉛筆やペンで自作されても構いません。


背景の部分を切り抜きます。切り抜きはお好きな方法でどうぞ。

切り抜きの方法については、フォトショップ道場18日目「いろんな切り抜きの方法」で学びましたね。


アルファチャンネルに、背景を切り抜いた左のようなマスクを作ります。

レイヤーでなく、チャンネルに作ってくださいね。これを輪郭線のマスクと呼びます。


輪郭線のマスクの複製を作ります。

切り抜いたアクセサリーをペーストします。これをコピーしたマスクと呼びます。


このコピーしたマスクの複製をつくり、ぼかします。

数値は適当で、左の画像ぐらいぼけていれば大丈夫。これをぼかしのマスクと呼びます。


一度ここで確認しておきましょう。

チャンネルを見てください。左の画像では分かりやすいように3枚のマスクがありますが、最低限

輪郭線のマスク

ぼかしのマスク

の2枚があればOKです。


ここでレイヤーに移ります。

新規レイヤーを作って、左のような茶色で塗りつぶします。


この茶色のレイヤーを選択している状態で、【フィルタ→描画→照明効果】を選びます。すると上のようなウィンドウが開きますね。

ここで重要なのは一番下のテクスチャチャンネルです(赤で囲んでいるあたりです)。ここで、ぼかしのマスクを選択します。

すると左のプレビューの部分に、レリーフのようにアクセサリーの形が浮かび上がりましたね。

光の方向、起状、光沢、質感、露光量など、他の数値を調節しつつ、納得のいく画像になったらOKをクリックします。


レイヤーはこんな感じになりましたね。


ここで、【選択範囲→選択範囲を読み込む】で、先ほど作っておいた輪郭線のマスクを読み込みます。それを反転させて、いらない背景の部分を削除しましょう。

おお! 見事に黄金のアクセサリーができたではありませんか!


ここで女性の画像の作業に移ります。ファンタジーのお姫様のような、美しい女性の画像を選びました。

ここに、できあがったアクセサリーをコピーペーストします。大きさや角度などを自由変形で変えます。


アクセサリーをたくさんつけてみよう

他のアクセサリーも同じように照明効果で作って、どんどんコピーペーストします。

おもいっきりゴージャスにアクセサリーをたくさんつけてみました。


納得のいくアクセサリーになったら、コピーペーストしたアクセサリーのレイヤーを1枚に統合しておきます。

立体的に見えるように、【レイヤー→レイヤースタイル→ドロップシャドウ】で、肌に影を落とします。


背景が白では味気ないので、ステンドグラスの画像をはりつけました。


神秘的に見えるように、【レイヤー→レイヤースタイル→光彩(外側)】で女性の周りに光彩を作ります。

ぼんやりと人物が光っていますね。


全体の色調がバラバラでどぎつい印象がありますので、色合いを調節しましょう。

一番上に青色でべた塗りしたレイヤーを作り、描画モードをソフトライトにします。

このあたりのテクニックは、フォトショップ講座9「巨大娘で、ビッグ!」で解説していますので、参考にしてください。


金だけだと、ちょっと単調なので宝石も書き込みます。グラデーションツール(円形)エアブラシなどで手描きしてみました。


アクセサリーと同じように作った額縁を重ねて、周りを黒で塗り、全体をひきしめました。

完成です! 中世の美しいお姫様がこちらを見つめていますよ。


注意書き

フォトショップは多彩な機能が搭載されているソフトです。この方法は唯一のやり方ではありません。具体例としていくつか加工法をご紹介しますが、他のもっと良いやり方があるかもしれません。あなただけのやりやすい加工法を見つけるためにもいろんなやり方にトライしてみてくださいね。

このブログは2001年07月23日開設のサイト「幻想画廊」を2019年にWordpressで移築したものです。この記事は12年前の、2006年07月24日に書かれました。文章の内容を変えずにそのまま転載してあります。リンク切れなど不備もありますが、どうぞご了承くださいませ。

元サイト「幻想画廊」はこちらです。

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