(初級)フォトショップ道場05──著作権は大丈夫?

趣味として自分だけで画像加工を楽しむ分にはいいのですが、その作品をネットに発表したり印刷して配る場合には著作権についての注意が必要です。今回は著作権について学びます。

国によって違う著作権

ブログが流行中ですが、あなたは著作権をご存知ですか?

世界には著作権について方式や手続きを必要としない国(無方式主義)と、表示を必要とする国(方式主義)があります。


【無法式主義】この場合、著作権は創作した時点で発生します。出願や登録などをする必要がないため、無法式主義と呼ばれます。日本は無法式主義のベルヌ条約に加盟しており、無法式主義を採用しています。ほとんどの国々は無法式主義です。

【方式主義】ベルヌ条約に加盟していない国々が採用している方式で、公的機関に登録をして初めて著作物の著作権が認められる方式です。ラオス、サウジアラビア、カンボジアなどごく少数の国が採用しています。

(C)マークはアメリカの方式主義の名残

よくネットで見かける(c)マーク(または©、マルCマーク)は、以前アメリカが方式主義を採用していた時代に、無方式主義の国の著作権を保護してもらえるようにつけていた名残です。アメリカは1989年にベルヌ条約に加盟し、現在は無方式主義を採用しています。

以上のことから写真、絵画、イラストレーションなどの著作物には作った時点で自動的に著作権が発生すると考えてよいでしょう。

サイトに作品をアップする際に気をつけること

また著作権法によると、著作者が死亡してから50年が経過している著作物は著作権は消滅したものとされる旨が書かれていますが、そうでない場合は他人が創作したもの──例えば他の人が撮した写真を勝手に加工して発表することは問題があります。

画像加工をしてサイトにアップする場合は、トラブルを避けるため著作権フリーの写真素材集や、ご自分で撮影した写真を使うのが無難です。普段からカメラを持ち歩いて、自分だけの素材集を作っておくのも良いですね。ちなみにこのサイトでは、販売されている著作権フリーの写真素材集、イラスト画像集を使っていますよ。

著作権の中でも特にネットの著作権について勉強したい方にお薦めの本をご紹介します。

ブログに文章を書いたりサイトに画像を載せたりするとき「あれ、これって著作権は大丈夫かな?」と不安になることがありますよね。

この本では著作権に世界一厳しいといわれる、「ネット上のディズニーの著作物」を例に取って分かりやすく解説しています。サイト管理者の方にはきっと役立ちますよ。

注意書き

フォトショップは多彩な機能が搭載されているソフトです。この方法は唯一のやり方ではありません。具体例としていくつか加工法をご紹介しますが、他のもっと良いやり方があるかもしれません。あなただけのやりやすい加工法を見つけるためにもいろんなやり方にトライしてみてくださいね。

このブログは2001年07月23日開設のサイト「幻想画廊」を2019年にWordpressで移築したものです。この記事は13年前の、2006年06月05日に書かれました。文章の内容を変えずにそのまま転載してあります。リンク切れなど不備もありますが、どうぞご了承くださいませ。

元サイト「幻想画廊」はこちらです。

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