(初級)フォトショップ道場27──美味しそうな料理の画像にしましょう

ご自分のサイトやブログでレシピを公開したり、毎日食べたものの記録をつけているという方もいらっしゃるでしょう。写真付きだとさらに楽しめますね。今回はお料理を美味しそうに画像加工する方法を学びます。


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美味しそうに見える写真の撮り方

夕食の写真を撮影してみましたがせっかくの美味しい料理なのに、あまり美味しそうに見えません。

何がいけないのでしょうか?

いかにも素人っぽい料理写真の原因の一つは「日の丸型」と言われる、中央にモチーフをもってきてしまう構図です。真ん中にお皿がでーんと写っているような写真は退屈になってしまいがち。



そんな時は思い切ってぐっとお皿に寄って撮影してみましょう。お皿が画面に全部入りきらなくてもいいんです。右端や左端に大胆に寄せた構図で撮ってみてください。

構図が変わりましたが、まだあまり美味しそうに見えませんね。これをさらに画像加工していきましょう。

作り方

画像が暗いのでレベル補正で修正します。プレビューを見ながらスライダを動かします。

レベル補正についてはフォトショップ道場13日目「色調補正(レベル補正とトーンカーブ)」で学びましたね。

また元画像を直接補正するのではなく【レイヤー→新規調整レイヤー→レベル補正】で変更できるようにしておきましょう。調整レイヤーについてはフォトショップ道場14日目「調整レイヤーって何?」で学びましたね。


画像が明るくなりました!


色調の補正をします。青っぽい色よりも黄色や赤っぽい色の方が美味しそうに見えますよ。

カラーバランスを選び、イエローのスライダを左側に、レッドのスライダを右側に動かします。

また「階調のバランス」の部分の「シャドウ」「中間調」「ハイライト」をそれぞれ変化させます。

こちらも元画像を直接修正するのではなく【レイヤー→新規調整レイヤー→カラーバランス】を選び、後で変更できるようにしておきましょう。


料理の写真が黄色っぽくなりましたね。


さらに色相・彩度をえらびます。ここで補正するのは「彩度」です。

色が鮮やかだと美味しそうに見えるんです。彩度のスライダを右側にずらします。やりすぎないように注意。

元画像を直接修正するのではなく【レイヤー→新規調整レイヤー→色相・彩度】を選び、後で変更できるようにしておきましょう。


彩度を上げたところです。これも微妙な調整なので、あまり変化が分からないかもです。蛍光灯の元で撮影した写真だと劇的に変化するはずですよ。


さらに加工してみましょう。ホカホカしたあたたかい料理に加工するため湯気を合成します。

左の画像のように、カラーを黒と白のデフォルト状態にしてください。

新規レイヤーを作成します。その上で【フィルタ→描画→雲模様1】を選びます。するとこんな風に雲の模様が描かれました。


【イメージ→色調補正→トーンカーブ】を選びます。

トーンカーブで左の画像のように、白黒がくっきりと表示されるように調整します。

トーンカーブについてはフォトショップ道場13日目「色調補正(レベル補正とトーンカーブ)」で学びましたね。


そのレイヤーの描画モードを「スクリーン」にします。

すると左の画像のように白っぽい湯気が全体にかかります。なぜこんなふうに白い部分のみが表示されるのかは、描画モードについてはフォトショップ道場19日目「描画モードって何?」で学びましたね。


余分な部分にも湯気がかかっていますね。消しゴムツールマスクを作っていらない湯気を消しましょう。

アルファチャンネルのマスクについてはフォトショップ道場17日目「アルファチャンネルって何?」で学びましたね。

サラダや皿からはみ出した部分の湯気を消しました。


ちょっと湯気が濃すぎるので、湯気のレイヤーの不透明度を50%ほどにしてみました。

完成です!

ちなみにこの画像、私が作ったチキンカレーです。サフランライスの黄色や、ニンジンにトロリとかかったカレーソースの照りも美しく出ていますね。画像加工をしたから美味しそうに見えるだけじゃないですよ。実際に美味しいんですよ~♪


注意書き

フォトショップは多彩な機能が搭載されているソフトです。この方法は唯一のやり方ではありません。具体例としていくつか加工法をご紹介しますが、他のもっと良いやり方があるかもしれません。あなただけのやりやすい加工法を見つけるためにもいろんなやり方にトライしてみてくださいね。

このブログは2001年07月23日開設のサイト「幻想画廊」を2019年にWordpressで移築したものです。この記事は13年前の、2006年06月27日に書かれました。文章の内容を変えずにそのまま転載してあります。リンク切れなど不備もありますが、どうぞご了承くださいませ。

元サイト「幻想画廊」はこちらです。

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この記事を書いた人
マリア・ガルシア

当サイトの作品のモデル・画像加工者・執筆者。Web・雑誌・カタログなどのデザインの仕事をしています。趣味・特技は英語、速読、ダンス、ブラックジャックを10秒で描けることです。

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ちなみに18年後のマリア・ガルシアこと五十嵐麻理は、こんなブログ↓を書いています。

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