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材料
写真を撮ります。絶対にフラッシュなしで、なるべくレフ板を使って撮影してください。
写真撮影については、フォトショップ道場1日目「写真素材を探す・自分で撮影する」で学びましたね。
写真に写り込んだゴミなどをスタンプツール、エアブラシなどで修正しておきます。
人物の肌の修正については、フォトショップ教室9「お見合い写真調でビューティーに」で学びましたね。
人物の画像をセピア調にします。
人物の肌の修正については、フォトショップ教室1「セピア調でクラシックに」で学びましたね。
セピア調にした画像の複製を作ります。
その複製の描画モードをオーバーレイにします。こうすると黒い部分がにじんだようになって、アンティック風になるんですよ。
描画モードについては、フォトショップ道場19日目「描画モードって何?」で学びましたね。
ではこれから、写真を古っぽくみせるための「汚し」の作業をしましょう。
石の画像を開きます。
【イメージ→色調補正→彩度を下げる】を選んでモノクロの画像にします。
【イメージ→色調補正→明るさ・コントラスト】を選んで、左の画像のように色調を補正します。
レベル補正、トーンカーブなどでもかまいません。
色調補正についてはフォトショップ道場13日目「色調補正(レベル補正とトーンカーブ)」で学びましたね。
この石の画像を先ほど作っておいた人物の画像にペーストします。
石のレイヤーの描画モードをハードライトにします。石の画像によって、かなり黒くなってしまった場合は、不透明度を下げるなどして調節してください。
この画像の場合は、不透明度30%にしてあります。
写真が古い感じになったのはいいのですが、これでは顔の部分にも「汚し」が入ってしまっていますね。
レイヤーパレットを見てください。石のレイヤーがアクティブな状態で、赤い○の部分をクリックするとマスクが作られます。
このマスクをクリックしてブラシツールなどで人物の画像の赤い○の部分などを所々塗ってみてください。
マスクについてはフォトショップ道場17日目「アルファチャンネルって何?」で学びましたね。
ところどころ「汚し」が消えました。
石のレイヤーの上に新規レイヤーを作ります。
注意書き
フォトショップは多彩な機能が搭載されているソフトです。この方法は唯一のやり方ではありません。具体例としていくつか加工法をご紹介しますが、他のもっと良いやり方があるかもしれません。あなただけのやりやすい加工法を見つけるためにもいろんなやり方にトライしてみてくださいね。
このブログは2001年07月23日開設のサイト「幻想画廊」を2019年にWordpressで移築したものです。この記事は17年前の、2006年07月14日に書かれました。文章の内容を変えずにそのまま転載してあります。リンク切れなど不備もありますが、どうぞご了承くださいませ。
ブラシツールでところどころ塗ったりして、さらに「汚し」や「ぼけ」を作ります。
このレイヤーパレットです。
最低限これだけのレイヤーがあれば大丈夫です。
さあ、完成です! やまとなでしこになったでしょうか?